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l'Atelier de foyu の日記ブログ

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Rosa Canina

バラ開花の様子、第3段は「Rosa Canina」。

ロサカニナは別名ドッグローズと言います。
かつて10数年前(20年近いかも・・)になりますが、ハーブの勉強をしていたことがあります(興味が高じてアロマの勉強もしました)。
その頃にハーブティーなどにするハーブの中にローズヒップというものがあることを知り(今ではメジャーになりましたが当時は本の情報しかなかったです)、ローズヒップとはバラの実のことだけど、ハーブとして口にすることができるローズヒップはドッグローズまたはハマナスの実だけだと知りました。
当時はハーブに関する情報が本当に少なくて、ドッグローズってどんな花なのか知りたくて調べても、なかなかわかりませんでした。
そんな記憶がずうっと頭の片隅にあったんですね。
それから10数年経った現在、小さな庭を手に入れたからさぁいろいろ植えるぞー!と園芸店に出掛けたそのタイミングで小さなドッグローズの苗に出会いました。
苗の名札にドッグローズの文字を見た瞬間、かつての記憶が蘇り、後先考えず連れ帰ってスカスカの花壇に一番最初に植えこみました。
ところが。
名札の写真は白花だったので何も疑うことなく植え込んだのだけど、ネットでドッグローズを調べてみたら9割がたピンクの花なんです。・・青くなりました。。
ピンクはかわいい。けれど自分達のキャラではないと自覚しているので、できるだけ身の回りにピンクは置かないようにしているんです。
ウキウキしながら地植えした苗だけど、ピンクかもしれないし、どうやら大きくなるらしいし、棘もすごいらしい。・・・調べれば調べるほど困ってしまいました。
でもローズヒップは魅力。そこでせっかく地植えしたけれど、早々に鉢に上げ、しばらくは鉢で育てることにしました。

前置きが長くなりました。
では、我が家のロサカニナの開花の様子をどうぞ~。

100609rose_rc01.jpg
Goldfinchと同じ日の朝に開花しました
が、Goldfinch同様、この日は朝からバタバタしていて写真を撮れたのは夕方でした
・・朝はちゃんと開いてたのに、ああ~~寝ちゃってる~~

100609rose_rc02.jpg
朝早かったり夕方だったりすると寝てしまうのでタイミングがむずかしい
数日後、ようやく開いてるところを撮れました
ちょうどヒラタアブさんが花びらにやってきたのでツーショットでパチリ

100609rose_rc03.jpg
さらに2日後
少しずつ色が薄くなってるのがわかるでしょうか

100609rose_rc04.jpg
花が開いたタイミングで撮ることに成功
花びらはやっぱり薄いピンクでした
が、上にある写真のように少しずつ退色していくことがわかりました
・・このくらいのピンクなら、それに数日で退色するなら、ギリギリOKということにしようかな・・
でも情報通り棘が硬くて大きいのが沢山あるタイプなので地植えはやっぱり無理かも~

ところで、このバラはバラのための栄養たっぷりな土で植え付けてます
だからでしょう、一緒に植えてあるウォーターマッシュルーム(一緒に写っている丸い葉)が巨大化してます(笑)

100609rose_rc05.jpg
さぁ、花びらが散ったらいよいよ待望のローズヒップです!

100609rose_rc06.jpg
約10日後
ヒップがだいぶ大きくなってきました
このまま秋まで様子見しましょう
ちゃんと紅く色付いてくれるといいなー


小さなポット苗だったので今年は花は咲かないかもとも思ったけど、さすが原種。しっかり咲いてヒップまで実りました。
そしてこの後、脇から太いシュートがバンバン伸びて大変なことに・・(汗)。
鉢植えでこんなに頑丈なシュートが伸びるということは、地植えだったらどうなってたことか・・・。ある意味鉢上げして正解だったかもしれないです。

【Rosa Canina】
・Species 原種
・ヨーロッパ原産
・一季咲き
・淡いピンク 一重 小輪(5cmほど)
・微香
・樹勢 強(やや横張り)
・伸長 2~3m(半つる)
*ビタミンCたっぷりのローズヒップが採れるバラ
*別名 Dog Rose

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Goldfinch

バラ開花の様子第2段。今回は「Goldfinch」です。

あまり高くないフェンスにつるバラを誘引したくて、棘が少なくて色は黄色系、ポンポン咲きがかわいいかも、でも黄モッコウバラはあまり好きじゃない(あまりにメジャーすぎるし、花柄が散らないので終わったあとがさみしい感じだし、フェンスに絡めるには大きくなりすぎる)から、モッコウ以外で・・と探しに探してこれならどうだろう・・と決めたバラです。
しかし、この小鳥の名前を冠したバラはどうやらあまり人気がないらしく、調べても調べても詳しい情報が得られませんでした。
最終的な決め手はイングリッシュローズのDavid Austin Rosesのサイトで「ボタンのような小輪の典型的なランブラーの花--(中略)--とても信頼できるバラです」と書かれていたことでした。信頼できるバラ、というのが情報が少ない中の一筋の光でした。

そんなチャレンジをしてまで植えたゴールドフィンチ。果たしてそのお花は・・

100522rose_gf01.jpg
5月8日、いよいよ蕾が膨らんできました

そして10日の朝に花開いてました
・・が、この日の朝は急な呼び出しがあったりして撮る時間がなく、ようやく夕方カメラを構えて外に出て見ると・・
100522rose_gf02.jpg
あれ、朝と色が違う・・!
確かに数少ない情報の中には「花色の退色が早く、一房に2色の花色になる」とありました
でも1日で退色するとは思ってもいなくてビックリ

100522rose_gf03.jpg
だってね、朝はね、こんなに黄色が濃いんです

そしてこの、ようやく咲いた花は、大きさや形などとても好み!でした
開花をドキドキしながら見守っていましたが、このバラならこの先ずっと一緒にいたいなと思いました

100522rose_gf04.jpg

100522rose_gf05.jpg
2色の黄色がきれいでしょう

ところで、このバラはDavid Austin Rosesのサイト情報によると、オレンジやバナナのような強い香りがするということでした
ふむ、フルーツ香・・ということかなと思ってましたが、確かに甘い香りがします
だからでしょう、咲いてびっくり、いろんな虫達にとってパラダイスなバラなのでした

100522rose_gf06.jpg
こちらはヒラタアブ
ヒラタさんは無農薬栽培の強い味方なのでウェルカムウェルカム

100522rose_gf07.jpg
ミツバチさん
体の小さなミツバチから大きな羽音をさせる少し大きめのミツバチまで、何種類かのミツバチが交互にやってきては忙しく蜜を集めていきます
ゴールドフィンチは一季咲きなのでこの後は秋のローズヒップを楽しむ予定
なので、じゃんじゃん受粉していって~!

100522rose_gf08.jpg
いつの間にかクモまで陣地確保してました
私が引っ掛かりそう~~

100522rose_gf09.jpg
昨日の朝の様子
ここまで満開になりました

100522rose_gf10.jpg
こちらはクマバチでしょうか(クマバチにしてはちょっと小さいような気がするけど)
ずんぐりむっくりした黒光りする胴体には花粉がいっぱい
脚の付け根にあるのは集めた蜜玉です

ミツバチ達は蜜を集めることに必死でカメラをグーッと寄せても我関せず
おかげで蜜を集める仕草もばっちり観察させてもらいました
かわいいんですよ~~~!動画でお見せできないのが残念です


今日は朝から大雨で、この雨でバラ達はかなり散ってしまいそう。
2階の窓からゴールドフィンチを見ると、粗方花びらが散ってしまっています。
今週末にお客様がいらっしゃる予定なのだけど、・・花がある状態でお迎えするのは無理かも・・涙

【Goldfinch】
・Hybrid Multiflora, Polyantha, Cl., Rambler. 系統
・1907年 Paul William(イギリス)作出
・一季咲き
・小輪、半八重咲き
・オレンジやバナナのような香り
・樹勢 強
・樹高 2~3m(中の小程度のランブラー)
*交配親 Helene (hybrid multiflora, Lambert, 1897) × Seedling 

Graham Thomas

イングリッシュローズ「Graham Thomas」が開花しました。

100515rose_gt01.jpg
雨降りのこの日、固かった蕾が綻んでいました
待ちに待った開花はもうすぐ・・
雨の中、傘をさして眺めていました

100515rose_gt02.jpg
翌日、まあるく開いていました
本で見た通りの色と形!はっとする美しさ
慌ててカメラを取りに行き、何枚も何枚もシャッターを切りました

100515rose_gt03.jpg
次の蕾も綻んできています

100515rose_gt04.jpg
2日後、中の花びらがくしゅくしゅ
香りはティー香ということで、これがティー香なのねと外に出るたび何度も何度もくんくんしてしまいます

100515rose_gt05.jpg
さらに2日後 花びらの重なり具合にはっとします
この頃になると花びらが開ききって頭が重くなって俯きかげん
この日は風が強くて煽られて・・
あまりに風に煽られてかわいそうだったので切り花にして家の中へ

100515rose_gt06.jpg
今朝の様子
いただいた白バラと一緒に花瓶に活けてましたが花びらが散り始めてました
でもそんな姿も絵になります


グラハムトーマスは小花&丸花好きな私がめずらしく大きめのバラが欲しいなと思い、バラの本やネットを巡り、どれにしようかとさんざん迷って決めたバラです。
バラはたぶん、世の中に1000種類以上あるのではないでしょうか(イングリッシュローズだけでも現時点で213種ありますからね)。
そしてもちろん黄色のバラもたくさんあります。
一口に黄色と言いますが、このグラハムトーマスをはじめとした温かみのある黄色のもの、赤味が少ないレモンイエローのもの、オレンジやピンクが混じったニュアンスカラーの黄色のもの・・とさまざま。
本やネットで検索してはさんざん迷いました。それはもう、知恵熱が出るくらい悩みに悩みました。
最終的には、我が家には甘めのものや色が浅いものよりもピリッとした姿のものの方が似合うような気がして、初心者でも育てやすい、病害虫に強くて棘が少ないバラ、もちろん姿が好みのもの・・としてお迎えしました。

他のバラに先駆けて開花したグラハムトーマス。
未だ鉢植えの状態なのでいずれ地植えする予定です。ただ地植えすると2~3mほどになるみたいで、それがちょっと想像できなくてドキドキしていますが、まぁなんとかなるかなと。

今また次の蕾が開花待ちしています。
我が家へお越しの際はぜひ見て&香りを楽しんでくださいね。

【Graham Thomas】
・S シュラブ系統
・1983年 David Austin(イギリス) 作出
・返り咲き
・花径7~8cmのカップ咲き
・ティー系の芳香(中~強香)
・樹勢 強
・ベーサルシュートは更新しにくい
*別名「English Yellow」「Lemon Parody」 
*イングリッシュローズの代名詞的なバラ
*「バラの栄誉の殿堂」入りしている
*交配親 Charles Austin × (Iceberg×実生)

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