忍者ブログ

note*

l'Atelier de foyu の日記ブログ

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

Goldfinch

バラ開花の様子第2段。今回は「Goldfinch」です。

あまり高くないフェンスにつるバラを誘引したくて、棘が少なくて色は黄色系、ポンポン咲きがかわいいかも、でも黄モッコウバラはあまり好きじゃない(あまりにメジャーすぎるし、花柄が散らないので終わったあとがさみしい感じだし、フェンスに絡めるには大きくなりすぎる)から、モッコウ以外で・・と探しに探してこれならどうだろう・・と決めたバラです。
しかし、この小鳥の名前を冠したバラはどうやらあまり人気がないらしく、調べても調べても詳しい情報が得られませんでした。
最終的な決め手はイングリッシュローズのDavid Austin Rosesのサイトで「ボタンのような小輪の典型的なランブラーの花--(中略)--とても信頼できるバラです」と書かれていたことでした。信頼できるバラ、というのが情報が少ない中の一筋の光でした。

そんなチャレンジをしてまで植えたゴールドフィンチ。果たしてそのお花は・・

100522rose_gf01.jpg
5月8日、いよいよ蕾が膨らんできました

そして10日の朝に花開いてました
・・が、この日の朝は急な呼び出しがあったりして撮る時間がなく、ようやく夕方カメラを構えて外に出て見ると・・
100522rose_gf02.jpg
あれ、朝と色が違う・・!
確かに数少ない情報の中には「花色の退色が早く、一房に2色の花色になる」とありました
でも1日で退色するとは思ってもいなくてビックリ

100522rose_gf03.jpg
だってね、朝はね、こんなに黄色が濃いんです

そしてこの、ようやく咲いた花は、大きさや形などとても好み!でした
開花をドキドキしながら見守っていましたが、このバラならこの先ずっと一緒にいたいなと思いました

100522rose_gf04.jpg

100522rose_gf05.jpg
2色の黄色がきれいでしょう

ところで、このバラはDavid Austin Rosesのサイト情報によると、オレンジやバナナのような強い香りがするということでした
ふむ、フルーツ香・・ということかなと思ってましたが、確かに甘い香りがします
だからでしょう、咲いてびっくり、いろんな虫達にとってパラダイスなバラなのでした

100522rose_gf06.jpg
こちらはヒラタアブ
ヒラタさんは無農薬栽培の強い味方なのでウェルカムウェルカム

100522rose_gf07.jpg
ミツバチさん
体の小さなミツバチから大きな羽音をさせる少し大きめのミツバチまで、何種類かのミツバチが交互にやってきては忙しく蜜を集めていきます
ゴールドフィンチは一季咲きなのでこの後は秋のローズヒップを楽しむ予定
なので、じゃんじゃん受粉していって~!

100522rose_gf08.jpg
いつの間にかクモまで陣地確保してました
私が引っ掛かりそう~~

100522rose_gf09.jpg
昨日の朝の様子
ここまで満開になりました

100522rose_gf10.jpg
こちらはクマバチでしょうか(クマバチにしてはちょっと小さいような気がするけど)
ずんぐりむっくりした黒光りする胴体には花粉がいっぱい
脚の付け根にあるのは集めた蜜玉です

ミツバチ達は蜜を集めることに必死でカメラをグーッと寄せても我関せず
おかげで蜜を集める仕草もばっちり観察させてもらいました
かわいいんですよ~~~!動画でお見せできないのが残念です


今日は朝から大雨で、この雨でバラ達はかなり散ってしまいそう。
2階の窓からゴールドフィンチを見ると、粗方花びらが散ってしまっています。
今週末にお客様がいらっしゃる予定なのだけど、・・花がある状態でお迎えするのは無理かも・・涙

【Goldfinch】
・Hybrid Multiflora, Polyantha, Cl., Rambler. 系統
・1907年 Paul William(イギリス)作出
・一季咲き
・小輪、半八重咲き
・オレンジやバナナのような香り
・樹勢 強
・樹高 2~3m(中の小程度のランブラー)
*交配親 Helene (hybrid multiflora, Lambert, 1897) × Seedling 

PR

Copyright © note* : All rights reserved

TemplateDesign by KARMA7

忍者ブログ [PR]