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l'Atelier de foyu の日記ブログ

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Mme. Hardy

*文面を少し追加しました(6月14日朝)

バラ開花の様子、第5段は「Mme. Hardy」。
読み方はマダムアルディ、またはマダムハーディ です。

バラを植えるにあたり、最優先したことは病害虫に強い強健種であることと初心者向け品種ということ。そしてつい見落としがちになることだけど「棘が少ない」ことでした。
でもでも、マダムアルディだけはその条件から外れていたとしても絶対植える!と決めてました。
なぜなら一目ぼれしたバラだから(笑)!
幸いなことにこのバラは丈夫なバラでした。ただ棘の状態だけが不明で・・でも取り寄せちゃったのでした。

届いてはじめて棘の様子を見ることができたのですが、多からず少なからずだったので、ほっ。
(でも6月現在、新枝が伸び始めてて、そこにはびっしりと棘棘棘(汗)。しかし新しい枝の棘はとっても柔らかいんです。ふにゃふにゃなの。なので全然痛くないです)

さて、ではその一目ぼれしたバラの開花の様子をどうぞ~。

100613rose_mh01.jpg
5月10日、蕾がふっくらしてきました。いよいよカウントダウン!

100613rose_mh02.jpg
12日の朝
ほんのりピンクが乗った蕾はまさに桃まん(笑)!

100613rose_mh03.jpg
13日、一番最初のお花が開花しました~!なんてなんて、美しい!!!
くしゅくしゅと折り重なった白い花びらの中心にしべが変化したというグリーンアイがはっきり
現代バラとは全く趣が違う、オールドローズらしい佇まいに狂喜乱舞です

楽しみにしていた香りは「ダマスク香」と言われる濃厚な香りで、我が家に迎えた他のどのバラよりも強香でした
例えるなら香水の香りというか・・(ボキャブラリー貧弱ですみません・・)
香水の強い匂いは苦手なんですが、植物の自然な香りは大好きなので、何度も何度も顔を近づけてくんくんしちゃいました

・・ところでこの写真、撮ったのが夕方だったので少し薄暗いでしょうか?
では・・日中の写真をどうぞーー!

100613rose_mh04.jpg
ふんわりとやさしい雰囲気なのに凛とした気品さえも感じられます

カタログなどでは「純白色」と書かれていることが多いのですが、我が家は朝陽が当たる場所に植えたので光合成が盛んなんでしょうか、先日のSnow Gooseといい、どうもピンクが乗りやすいようです

もう少し眺めていたいので、開花の様子を再度・・

100613rose_mh05.jpg

100613rose_mh06.jpg

100613rose_mh07.jpg
この咲き具合、ティーカップ&ソーサーと言っちゃっていいのかな・・ダメかな・・(ちょっと自信ありません)
でも一番外側の花びらが大きく開いてる姿はまるでドレスのすそを大きくまくって笑顔全開で走ってくるような(1800年代作出のバラですからドレスのイメージです~)、おてんばなお嬢様といった感じじゃないですか?
名前はマダムですけど、とてもチャーミングでかわいいと思います

100613rose_mh08.jpg
朝陽の中ではどうしてもピンクが強く出てしまうようなんですが(写真だからというわけではなく、肉眼で見た時にピンクが強く見えました)、太陽の位置が変わって家の陰に入るようになると、このくらいの白です
ピンクを内包した白、なんでしょうね

我が家に来たマダムアルディの株は大変優秀だったので、初年度とは思えないくらい沢山咲いてくれました
むしろこんなに咲かせちゃまずいのでは・・と冷や汗ものでしたが、うれしくてうれしくてつい全部咲かせてしまいました
この写真でもいくつか咲いてるところが見えると思いますが、トータル数は数えなかったのだけどでも確実に50以上咲いたと思います

さてもう一度ころんころんの姿を・・(笑)

100613rose_mh09.jpg
何度見てもかわいいです(親ばかです)

この頃、忙しい友人に差し入れた花束・・
100613rose_mh10.jpg
マダムアルディとつるアイスバーグ(後日記事にします)をささっと束にして渡しました
こうしてみるとやっぱりマダムアルディはピンク系の白ですね

【Mme. Hardy】
・Damask 系
・1832年 Eugene Hardy (フランス)作出
・一季咲き
・半つる性(人の背丈ほどの大型シュラブ)
・中輪 クォーターロゼット咲き
・強香(ダマスク香を含む甘く濃厚な香り レモンのような香りとも)
・樹勢 強
*オールドローズを代表するバラ
*マルメゾン宮殿の庭師だったアルディが妻に捧げたバラ

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